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金田2019/04/12

花の季節、平成から令和へ。

こんにちは、事務の金田です。

 

 

今年は桜の開花が遅かったですね。

 

お花見には行かれましたか?

 

 

咲いている間も、各所で夏日になったり

 

寒さが戻って雪になったり不安定な気候でしたが、

 

返って長く楽しめたかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

直前で、洞地さんにちょうどよく話題を振ってもらったので(笑)

 

改元と桜のお話を少ししますね!

 

 

 

皆様ご存知の通り、来る5月1日より、元号が「令和」に変わります。

 

 

 

御代がわりは初めてではないのですが

 

「平成」が発表された頃は

 

書類やらカレンダーやらあれこれ訂正しなければ、

 

ということにも関係のない立場の子供でしたし

 

当時のことはあまり記憶にありません。

 

 

 

官房長官が「平成」の額を掲げるあの絵面も

 

後になってから何度も目にすることがあったので知っていますが

 

当時リアルタイムに見てはいないです。

 

 

 

なんにせよ、昭和の終わりは自粛ムードで季節は冬。

 

新元号はどんよりとした寒さの中

 

それこそ慌しく決まったような印象です。

 

 

 

今回のような国をあげてのお祭りムードと比べて

 

ギャップにびっくりしてしまいますね。

 

 

 

テレビなどでも何度も取り上げられているので

 

これまた皆様ご存知とは思うのですが、

 

「令和」の出典は7~8世紀に編纂された歌集「万葉集」から。

 

 

 

仲間で集まって梅の花を愛でながらお酒を飲む、

 

そんなお花見の宴会で詠まれた歌の記録に出てくる一文

 

 

 

〈初春の令月にして、気淑(よ)く風和(やわ)らぐ〉

 

 

 

を元に決定されたのだそうです。

 

 

 

この宴会の主催者、大伴旅人(「万葉集」編纂者とされる大伴家持の父親)による

 

その時の歌をみてみると…

 

 

 

 

我が園(その)に 梅の花散る ひさかたの 天(あめ)より雪の 流れ来るかも

 

 

 

 

散る梅の花びらを

 

「雪が降っているみたいだなぁ」

 

と眺めていますね。

 

当時は、花、と言えば桜より梅が主流だったようです。

 

 

 

「万葉集」に入っている歌も

 

梅の歌は119首、桜の歌は42首だそうで

 

当時のトレンドがうかがえます。
(ちなみに一番詠まれている花は萩で、137首)

 

 

 

梅の花が咲くのは「春」なのですが

 

まだまだうんと冷たい空気の中

 

どの花よりも先に梅が花開く姿は

 

潔さといい香りの高さといい

 

桜とはまた違う良さがありますよね。

 

 

 

「万葉集」ではありませんが

 

今の季節にぴったりの、桜の歌もみてみましょう。

 

 

 

旅人から170年くらい後の歌人、紀友則の歌です。

(「古今和歌集」より)

 

 

 

久方(ひさかた)の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ

 

 

 

のんびりとおだやかな春の陽射しの中

 

桜の花がどんどんどんどん散っていく

 

日和と裏腹のまるで急かすような慌しさに

 

ああ、春も終わっていくなぁ…

 

と、さびしくなってしまう…

 

 

 

「花より団子」の大宴会な花見ならともかく、

 

桜を眺めるとこんな物悲しい気持ちになってしまう方もいるのでは?

 

 

 

 

でも大丈夫ですよ!

 

 

 

ソメイヨシノは散ってしまっても、

 

八重桜はまだ見頃です。

 

 

 

こでまりも咲いているのを見かけましたし

 

藤の花房の準備は万端。

 

ハナミズキや牡丹やつつじもそのうち咲き始めるでしょう。

 

 

 

4月5月は花の季節です!

 

 

 

ゴールデンウィークの明るい陽射しの中

 

にぎやかに華々しく

 

新しい「令和」の時代を始められたら良いですね。

 

 

 

ではまた。

 

 

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