スタッフブログ

こんにちは。

 

工務課・仲谷でございます。

 

 

最近、大工さんの紹介で

 

ちょっとしびれる現場がございました。

 

 

 

 

木塀の土台”だけ”を取替えるという仕事です。

 

 

 

 

 
かなりの年代物で品も有り

 

 

良く見ると・・・

 

 

 

 

 

 

手加工で模様のような物が。

 

 

名栗（なぐり）加工という加工方法です。

 

 

全て手加工で施されており

（現在では工場で加工された物も出回っていますが）

 

昔の職人さんが一手間掛けた、かなり味がある木塀です。

 

 

 

 

お客様も気に入っておられ

 

このまま残したいとの意向で

 

土台のみの取替え･･･

 

 

 

 

って言うか、

 

 

 

簡単に言うけど・・・

 

 

 

無理じゃない？？？？？

 

 

 

でも、やるしかないか（・・）

 

 

 

と言う事で、いざ施工です。

 

 

 

工事は基礎屋さんと大工さんの絶妙のコラボレーションで

 

意外とスムーズに進行していきました。

 

 

上物をしっかり固定して

 

基礎と土台を同時に撤去。

 

 

 

土台を入れ替える直前に

 

撤去した土台を良く見ると

 

なんと!! 土台にも名栗加工の形跡が・・・

 

 

 

 

 
かなり腐食していて全然気付かず・・・

 

 

みんなで、現場で名栗加工（T T）

 

 

 

 

 

 

機械と手による加工ですが

 

かなり良い感じになり一安心。

 

 
今では、便利な機械があり

 

何とかみんなで対応できましたが

 

昔の職人さんの手加工時代の苦労が良く分かりました。

 

 

 

 

 

 

写真ではあまり変わった感じは有りませんが

 

柱の建転び・水平・屋根の通り等が修正され

 

自分が思っていた以上の完成度となりました。

 

かなり、しびれた仕事でございました。

 

 

 

 

 

 

それと、もう一つしびれたのが

 

友人に誘われて、久々の･･･

 

 

 

 

 

 

生演奏（＞＜）

 

 

 
しびれました。

 

 

 

最後までありがとうございました。