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金田2021/04/09

花冷えの候……

こんにちは、事務の金田です。

 

 

 

 

入学式の季節ですね。

 

 

 

 

桜の花の下、

 

 

ランドセルを背負った新入生が

 

 

元気よく登校して来る小学校の風景が浮かびますが、

 

 

 

 

東北~北海道などでは桜の見頃はGW頃らしく、

 

 

これは全国的なイメージではないんですよね…

 

 

 

 

ちなみに「花冷え」という言葉も、

 

 

花とは桜のことで、

 

 

桜の咲く頃に寒さが戻って

 

 

冷え込むことをさす季節的な表現なのですが、

 

 

 

 

梅や桜など春の花がいっぺんに咲く

 

 

北海道では使われないのだそうです。

 

 

 

 

代わりに使うのが「リラ冷え」

 

 

リラ(ライラック)の花が咲く

 

 

5月中旬~6月上旬頃

 

 

やはり一時的に寒さが戻るのだとか。

 

 

 

 

地域の違いも含め

 

 

自然をからめた日本語、面白いですね(^_^)

 

 

 

 

事務所からすぐ近くに、

 

 

小さな公園があります。

 

 

今は公園として整備されていますが、

 

 

私が入社した頃は集合住宅が建っており、

 

 

元々その一角にかなり立派な桜の樹が植わっていました。

 

 

 

 

毎日その横を通って通勤していて、

 

 

開花が近づくと楽しみでそわそわ。

 

 

 

 

朝、自宅を出て角を曲がったそのずーっと先の視界に、

 

 

薄紅色がもやもやとかたまって見えると

 

 

「お、咲きはじめたな!」と嬉しくなり……

 

 

集合住宅を取り壊す際、

 

 

その桜も伐られてあとかたもなくなってしまいました。

 

 

 

 

通勤時の楽しみが減り寂しく思っていましたが、

 

 

今では、数年前に植えられた

 

 

3本の若木が育って

 

 

春のひとときを彩っています。

 

 

 

 

今年も綺麗に咲いていました。

 

 

 

 

ところで、一般に「桜色」というと

 

 

ごく淡い紅色を想像しますが、

 

 

実際に咲いている桜の花の色はいろいろありますよね。

 

 

 

 

事務所から5分くらい歩いたところにある大池公園は、

 

 

池のまわりにぐるっと桜や柳が植えられていて、

 

 

散歩や通り抜けしながらお花見をする絶好のスポット。

 

 

 

 

全体に薄紅色の桜が多いですが、

 

 

その中に白っぽい花の樹も何本か混じっています。

 

 

花と一緒に葉も出ているので、見つけやすいです。

 

 

 

 

少し遅めに咲き始める、濃い目のピンク色。

 

 

八重桜はよく見かける品種。

 

 

 

 

鬱金(ウコン)や御衣黄(ギョイコウ)といった、

 

 

うす黄色~うす緑色の桜も有名ですね。

 

 

 

 

事務所周辺の川沿いを遡っていった辺りに

 

 

咲いているらしいのですが、まだ見つけていません。

 

 

この種類の見頃ももう少し後のようです。

 

 

 

 

近所に植わっている桜です。

 

 

開花時はほぼ真っ白な色味なのですが、

 

 

日にちが経つと花芯からじんわりと

 

 

伝わるように色が広がり、

 

 

最終的には花弁全体が薄紅色になっていきます。

 

 

「紅変」と言う変化らしいです。

 

 

 

 

ついている花が全部、完全に薄紅色に変化するわけではなく、

 

 

1本の樹の中に濃淡が混じりあう姿は、

 

 

なかなか艶やかですよね。

 

 

 

 

写真フォルダから数年前に撮ったのを見つけました、

 

 

市内の街路に植えられている

 

 

「天の川」という桜(名札がついていました)

 

 

これは枝が広がらず、真っ直ぐ上向きに

 

 

八重の花弁がつく品種だそうです。

 

 

 

 

子供の頃は、桜といったら

 

 

どれも同じように思っていて、

 

 

まあせいぜい一重か八重かくらいの

 

 

区別しか出来なかったですが、

 

 

探してみると意外と違いが見つかるものですね。

 

 

 

 

街路に限らず、住宅のお庭などで、

 

 

花が咲く時期になって、

 

 

ようやくその場所に花木が

 

 

植わっていることに気づくことがあります。

 

 

 

 

桜の樹はなかなか特徴的な樹皮なので、

 

 

花が咲いてなくても桜と気づかないでもないのですが、

 

 

普段なにげなく通り過ぎ、

 

 

それほど気にもとめていなかった風景に

 

 

花をみつけると、文字通り気分が華やぎますね!

 

 

今の時期は、仕事の行き帰り、

 

 

目の保養が出来て本当に楽しいです(^_^)

 

 

 

 

平安時代末期の歌人、

 

 

西行さんの詠んだお花見の歌があります。

 

 

 

 

よしのやま 

 

 

こぞのしをりの 

 

 

みちかへて 

 

 

まだみぬかたの 

 

 

はなをたづねむ

 

 

 

 

奈良県の吉野山は現在でも有名な桜の名所。

 

 

「しをり」は、「枝折り」と書いて、

 

 

枝を折ったりなどして目印をつけておくこと。

 

 

 

 

__去年楽しくお花見をして、

 

 

次の年もここへ来た時にわかるようにと

 

 

目印をつけておいた、

 

 

でも、今年はやっぱり道を変えて

 

 

まだ見たことのない桜を探しに行ってみよう__

 

 

 

 

 

 

名所にお花見に行くことが、

 

 

なかなか気軽にできない昨今ではありますが

 

 

 

 

……来年はどうでしょうか。

 

 

 

 

見に行けない間に、

 

 

樹が育ってつく花の数が増し、

 

 

着々と風格をつけて、

 

 

これまでと違った表情をみせてくれたりして。

 

 

 

 

来年の花の季節、思わぬところで

 

 

新しい風景に出会えるのを楽しみに待ちたいと思います。

 

 

 

 

ではまた。

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