嶋中2021/12/03
―四季を詠むー
今年もコロナ、コロナで行動制限が余儀なくされ
1年が過ぎようとしております。
移住地から望む南アルプスの頂はすでに雪化粧をし、
雪虫が冬の訪れを告げる季節となりました。
蜜が入るぎりぎりまで待ち望んでいた林檎の
最後の品種、サンフジの摘み取りも終り、
即売所や道の駅には、感染の減少からか、
多くの人で賑わいをみせております。
コロナ禍を期に学び始めた俳句ですが、
季節の移ろいを眺めながら、
地域の広告月刊誌に投稿した下記の句の採用もあり、
作句の励みにしております。
早春を詠む
―青空や峰まで昇る凧―
(正月にアルプスの麓の凧あげの清々しい様子を詠んだもの)
季語=凧「いかのぼり」
晩春を詠む
―闇の夜に歩く姿や霜くすべー
(夜明け前に、果樹園に火が焚かれる様子に驚きました~!)
季語=霜くすべ
初夏を詠む
―夏嵐病の憂さを飛ばしけりー
(コロナの感染状況を憂い詠んだもの)
季語=夏嵐
夏を詠む
―駒鳥の何処かで鳴けり明けの月―
(北岳登山で見た駒鳥 )
季語=駒鳥
晩秋を詠む
―三年樹葉陰に白き茶花ありー
(庭のお茶の木に今年初めて咲いた花の感動を詠んだもの)
季語=お茶の花
初冬を詠む
―綿虫やふわりふわりと手の中へー
(粉雪のように舞うこの虫に冬の訪れを感じて詠んだもの)
季語=綿虫
今年も残すところ、ひと月になりましたが、
コロナの感染減少がこのまま続くことを願い
健康で静かな年末を過ごしたいと思いつつ…。
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