スタッフブログ

毎日、暑い日が続きますね〜。

 

 

皆様、いかがお過ごしですか。

 

 

 

 

残暑もまだまだ厳しそうですので

 

 

充分に気をつけてくださいね。

 

 

 

 

今回はお題の通り、あきらめていた物を復活、

 

 

いや再生したお話しをさせて頂きますね。

 

 

 

 

それは「金継」です。

 

 

 

 

用語は知っていましたが、

 

 

金継なんてとてもとてもそんなの無理、無理、無理。

 

 

 

 

漆なんて、扱いづらいし、乾くのに時間かかりそうだし、

 

 

何せ色々と面倒くさそう。

 

 

 

 

と、思っていたのですが、

 

 

お友達から２時間で金継できるとこあるよ、

 

 

と誘われて行ってきました。

 

 

 

 

本来なら２時間で金継と言われても

 

 

きっと行かなかったです。

 

 

 

 

不器用ですし、チマチマした作業が

 

 

大の苦手なものですから。

 

 

 

 

それでもそのお誘いにのったのは

 

 

どうしても直したいものがあったからなのです。

 

 

 

 

それは頂いたカップを一度も使わずに

 

 

割ってしまっていたからです。

 

 

 

 

気に入っていたのでそれはもうショックで…。

 

 

 

 

直してもらおうと金継のお店に見積をしてもらったのですが、

 

 

買うよりも高く、おまけに一年後になると。

 

 

 

 

そんな訳であきらめ、

 

 

何度も捨てようかと思ったのですが、

 

 

捨てきれなくて。

 

 

 

 

そんな時のお誘いだったので前のめりに参加しました。

 

 

 

 

結果、とっても良かったです。

 

 

 

 

簡易金継と言って、漆は使わずに樹脂でやるので直ぐに乾くし、

 

 

匂いもなく、アレルギーを心配する必要もありません。

 

 

樹脂を塗り、

 

 

 

欠けてない部分は粘土で補給し、

 

 

 

ヤスリをかけて、最後に金粉を塗って終わりです。

 

 

 

 

 

本当に2時間で出来上り。

 

 

 

 

 

 

金継の跡はカップの模様のようになり、

 

 

これも味わいかなと。

 

 

 

 

何せあきらめていた物が

 

 

自分の手で復活、再生できるって

 

 

こんなに嬉しいものかと感動しました。

 

 

 

 

苦手だなと思っていた手作業も

 

 

やってみれば集中でき良い時間となりました。

 

 

 

 

本当に目から鱗、体験。

 

 

 

 

最後には割れたカップに感謝をしたいぐらいの気持ちに。

 

 

 

 

帰る時に金継の先生から、

 

 

「また割れたらいらしてくださいね、金継は何回もできますから」と。

 

 

 

 

きっと先生は私の手つきを見て、

 

 

この人はまたやりそうだなと思ったに違いない。

 

 

 

 

でも私はその言葉に、割れたらまたこれば良いのだと思い、

 

 

今は安心してそのカップを使っています。

 

 

 

 

今回はつくづく色々と挑戦したり、

 

 

まずはやってみる事って大切だなと思いました。

 

 

 

 

皆様も良かったらちょっと苦手な事を

 

 

試しにやってみて下さい。

 

 

 

 

可能性を感じる事ができるかもしれませんよ。

 

 

 

 

最後までお付き合いいだきありがとございました。

 

 

また次回もお会いできたら嬉しいです。