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金田2023/12/01

娯楽、佳境です。

こんにちは、事務の金田です。

 

 

 

 

今年は夏がなかなか終わらず、暑さが長引きましたね。

 

 

 

 

通勤路にあって毎日目にしているイチョウの木が、

 

 

いつ黄葉するのかと気になって気になって、

 

 

ゆるく定点観測をしていました。

 

 

9月下旬

 

 

 

10月上旬

 

 

 

11月上旬

 

 

 

11月下旬

 

 

 

 

3枚目の時期くらいまでは、本当に秋が来るのか危ぶむような陽気でしたよねぇ…

 

 

そんな、秋も深まりいよいよ冬めいてきた今日この頃。

 

 

またもやお伺いしますが、皆さん、大河ドラマ「どうする家康」観ていますか?

 

 

 

 

この間の日曜日が第45回、全48回の残り三話というところまできました。

 

 

 

 

徳川家康という、歴史ファンでなくてもそれなりに知名度のある人物を描くということで、

 

 

一生の流れは他ドラマでもやりつくされている感があり。

 

 

皆様よくご存知の、あのエピソードはやるのかやらないのか、

 

 

今のこの段階でここまでしか終わってないとなると

 

 

間に合うのか、間に合わないのではないか?

 

 

ああでもないこうでもないとネット上で紛糾するのを見てきましたが、

 

 

なんとかあと三話に収まりそうな展開になってきたように思います。

 

 

 

 

相当な駆け足になることは必至ですけど…

 

 

 

 

久しぶりに一年かけて同じドラマを追ってきて、思ったのは

 

 

やっぱり、歴史は「人」だなぁ…ということでした。

 

 

 

 

有名な人、無名な人、たくさんの人物との関わり・繋がり。

 

 

ドラマオリジナルの人物も、ひょっとしたら存在していたかもしれない人であり。

 

 

行き違ったり、ほんの少しの関わりが後々大きな結果を生んだり。

 

 

亡くなった人に教えられたことがずっと生き続けていたり、受けた影響が行動に現れたり。

 

 

次世代の人を生かし育て、事業を託したり。

 

 

出来事は自然発生するのではなく、人と人が絡まって動いていくんだなと。

 

 

 

 

前々回のブログでも少し触れましたが、

 

 

ドラマ自体は、あまり史実通りにきちきちつめなくても

 

 

フィクションとして面白ければいいなぁと思っており

 

 

そのエピソードをそう持ってきたのか~とか、

 

 

え、その話は知らなかったけどそこがこう繋がるのか~とか

 

 

頻繁にうならされるストーリー展開と魅力的な登場人物たちの描写で、

 

 

とても楽しく視聴出来ました。

 

 

 

 

ところで、ここ最近の回を観ていて、

 

 

実年齢40代の松潤による70代の老人の表現に驚かされます。

 

 

もちろん特殊メイクありきで、顔など皮膚の質感は技術の賜物なのですが。

 

 

よっこらしょと立ち上がる姿、

 

 

どこかしらかばいながらゆっくり歩く姿、丸まった背中

 

 

腰を下ろす時に思わずというテイでもれる声、なんてリアルなおじいちゃん…

 

 

 

 

令和の時代でさえ70代は体のあちこちに違和感を覚える年代であって、

 

 

平均寿命が今より短いこの時代に、家康が70年間同じ身体を

 

 

駆使し続けたのは凄いことだなと改めて思います。

 

 

 

 

有名な話ですが、江戸時代の終わり頃、

 

 

徳川を風刺したとある「歌」を題材にした浮世絵が世に出ました。

 

 

 

 

「織田がつき 羽柴がこねし 天下餅 座りしままに 食ふは徳川」

 

 

餅を、杵でつく人、こねる人、座ってむしゃむしゃ食べている人の絵柄…。

 

 

今風に言うなら、ネット上に匿名で出回っていた時事ネタを、

 

 

人気イラストレーターが図解化して発表したといったところでしょうか?

 

 

 

 

意味合いはそのまま、

 

 

織田(信長)や羽柴(豊臣秀吉)が、労力を駆使して整備した

 

 

平和な日本国の実権であるところの「天下」を、

 

 

苦労無しに徳川(家康)が自分のものとした…というようなこと。

 

 

 

 

1850年頃に生きた江戸期末の人々にしてみたら信長や秀吉や家康って、

 

 

名前は知っているものの200年以上前の随分遠い人物であり、もはや伝説ですよね。

 

 

 

 

歌の内容も、家康を揶揄したというより、

 

 

先祖が頑張ったおかげでのうのうとトップについている

 

 

(良い実績を出せているとは言えない)現職の徳川将軍に向けた、

 

 

むしろそちらの方を批判したかったのではないかと、私は思っています。

 

(現政権を風刺したということで、浮世絵を書いた絵師は相当厳しく処罰されています)

 

 

 

 

それとして、

 

 

以前、この歌を引き合いに出して、徳川家は豊家から権力を奪ったとか、

 

 

何もせずに待ってるだけで実権が転がり込んだから家康は得をした、

 

 

家康は苦労無しのズルい奴だ…というようなことを

 

 

人から言われたことがありました(なぜ徳川びいきの私に言うのか…)

 

 

 

 

苦労無し、はたしてそうでしょうか…?

 

 

 

 

ドラマ上の創作されたエピソードも混じるとはいえ、

 

 

この一年「どうする家康」を観てきた人達なら、答えは「否!」ですよね。

 

 

 

 

織田家につけば、

 

 

外敵の盾としておおいに利用され、家族を失う羽目にもなり…

 

 

 

 

豊臣(羽柴)家につけば、

 

 

父祖伝来の故郷を取り上げられ、

 

 

食べて行くために新しい領地を開拓するしかなく

 

 

婚姻関係でがんじがらめにされ

 

 

「姻威」の名の下に甲斐甲斐しく働かされ…

 

 

 

 

緊迫した状況で決断を迫られ続け、

 

 

選べなかった方を切り捨てていかなければならなかった家康のことを、

 

 

苦労無しなんてとても言えたものではないと思うのですが。

 

 

 

 

実際、信長や秀吉のやりようを身近で見てきて、

 

 

自分だったら、もっと上手くやりとげてみせる

 

 

という気持ちにはなったかもしれないですね。

 

 

 

 

家康は、健康に非常に気を使っていたと言われています。

 

 

食生活を質素におさえ、薬学を研究して、自分で薬を調合し服用していましたし、

 

 

身体を鍛える一環として鷹狩り(ハンティング)を頻繁に行っていました。

 

(75歳で逝去するかなり直前まで!)

 

 

 

 

織田家は当主とその後継者がクーデターで命を落として瓦解し、

 

 

後継者がまだ幼いうちに当主が亡くなった豊臣家は

 

 

家臣同士の対立が起きてしまいました。

 

 

一番は、運営が上手く機能していけるという実績が出る前に、

 

 

トップが亡くなったら危険だということ。

 

 

大丈夫だと確証が出るまでは、絶対死ねないと思っていたかもしれません。

 

 

 

 

この生きることへの執着が、意志の強さが、

 

 

松潤の演技の凄まじさに重なるんですよねぇ…

 

 

 

 

あと三話、

 

 

歴史は変えられないので、物語のゴールは

 

 

これまでの他ドラマとそれほど変わらないかもしれませんが、

 

 

「どうする家康」らしいラストを見届けたいと思います。

 

 

 

 

考えたら、縁の地三箇所全部行きたい!て思っていた大河ドラマ館、

 

 

浜松がまだ行ってなかったです…

 

 

 

 

1月半ばまで開館しているようなので、

 

 

なんとか機会を見つけて訪問するつもりです。

 

 

 

 

それではまた。

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