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木内2018/09/07

心の叫び

非常に強い勢力の台風21号が各地に爪痕を残し

 

昨日は未明に北海道で震度7の地震が発生。

 

 

各地で被災された皆様には謹んでお見舞いを申し上げると共に

 

1日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。

 

 

常日頃から「もしも」の為に避難場所などを確認し合い

 

防災グッズや食料・飲料水の準備をして

 

予期せぬ自然災害に備えていなければと

 

改めて痛感した次第です。

 

 

 

さて、今回のブログですが、特にこれといった話題もなく

 

現在改修工事中の現場をちらっとご紹介したいと思います。

 

と言っても 私が紹介する前に ちょいちょい他の者より紹介されていましたが・・・

 

 

 

本建物は、昭和49年建築(築44年位)の木造平屋建・日本瓦葺き住宅です。

 

平屋といっても昔ながらの中二階があり

 

野物材(丸太材)使用の立派な小屋組みを持つ建物です。

 

 

今回は、大がかりな減築工事とともに

( 梁間方向に1間(約1.8m) × 桁行方向に7間半(約13.6m))

 

内外装の改修 及び 耐震補強 の工事を行う計画です。

 

 

 

 

減築までの大まかな手順としましては・・・

 

 

1. まず取り壊し部分の縁切りのため、床・壁・天井を丸ノコで切り離し

 

 

 

 

2. 内側に新設する柱・梁等の骨組みを現場にて採寸。

 

3. 手作業で刻み加工をした後、骨組を起こします。

 

本来ですと重機で部材を吊り上げるところですが

 

狭い建屋内ですので、なんとすべて手作業!!

 

 

 

100%人力で構造体を組み上げたあとは・・・

 

4. 構造用面材と仮養生のビニルシート張り。

 

 

 

 

最終的に外壁となる部分の下地が出来たところで、ようやく

 

5. 減築部分の屋根・壁・基礎などを撤去。

 

と、いう流れです。

 

 

文字に起こすと簡単そうですが、これがかなりの曲者で・・・

 

 

『 やる方の身にもなってよ~! 』

 

『 もう暑くてたまらんぜよ!! 』

 

 

と、心の叫びが聞こえてくるようです。

 

 

連日36度を超える猛暑の中、今流行りの”空調服”に身を包み

 

業務用扇風機をフル回転で作業を続ける大工さん。

 

 

 

 

彼らをはじめ、解体ほか 各協力業者の方々の尽力に

 

『 ただただ感謝申し上げます m(_ _)m 』

 

と心の叫び返しをしたものの、相手には通じるはずもなく・・・

 

 

やはりここはひとつ

 

「 暑い中ごお疲れ様。いつもありがとね! 」と、

 

ちゃんと声に出して、感謝の気持ちを伝えるよう心掛けています。

 

 

そして職人さんは本当にスゴイですよ!!

 

無理難題を何とか解決してしまいますから。

 

本当に尊敬の念に堪えません。

 

 

 

話が脱線してしまいましたが・・・

 

 

既存建物の壁には、貫材と竹を縦横に編んだ小舞に

 

ワラを混ぜた土壁が塗り付けられています。

 

 

 

 

今ではあまり見かけなくなりましたが

 

日本の高温多湿という気候に適した先人の知恵。

 

 

一年中湿度を一定に保ち、かつ防火性にも優れ、

 

夏涼しく冬暖かいと言われている壁材ですが

 

計画上、今回は撤去して筋交い材に入れ替えられる事になりました。

 

 

 

 
解体が進むにつれ、設計士さん達も色々イメージが膨らむようです。

 

『ああしよう!こうしよう!』と数々の提案に、頭を悩ませつつ・・・

 

それでも期待に応えられるよう、試行錯誤しながら工事を進めている状況です。

 

 

これ以降、外部は足場を盛り替え次第、外壁工事に入ります。

 

内部は引き続きの造作工事です。

 

 

 

まだまだ残暑が厳しい毎日が続きます。

 

これからお彼岸に向け気温も少し下がってくれればと願いつつ

 

今回はこれまでとさせて頂きます。

 

長々とお付き合い頂きありがとうござました。

 

 

それでは また暮れの時期にお会いしましょう・・・

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