スタッフブログ

こんにちは。事務の金田です。

 

もう要らないかな、としまいこんだ扇風機を

 

連休中に もう一度出しました。

 

 

陽射しは厳しい割りに、先日の台風の影響（塩害？）でしょうか？

 

街路樹の葉が変色して大半落ちてしまっているところが多く

 

晩秋の頃のような景色とのギャップにとまどってしまいますね…

 

 

 

さて、前回のブログでは「お抹茶とお菓子」の写真を紹介させていただきました。

 

今回は、そんなお抹茶の飲める某施設に行ってきた時の様子を書こうと思います。

 

 

本当に「行ってきただけ」というブログです（笑）

 

 

 

目的地は、瀬戸市にある「愛知県陶磁美術館」。

 

多様なやきものの魅力を紹介する、陶磁専門の美術館です。

 

（陶芸体験も出来ます）

 
私は名古屋駅から地下鉄とリニモを乗り継いで行きました。

 

 

 

（駅名は、リニモが開通した当初の「陶磁資料館」表記のままです。）

 

 

 

万博記念公園の隣駅なのですが、記念公園でごっそり乗客が降りてしまい

 

私と一緒に降りるお客さんを見たことがありません…

 

私が利用するのが休日なせいでしょうか？

 

落ち着いた、静かなところです。

 

 

 

 

 

 

 
駅を出て、すぐにこの表記があるのですが

 

後ろの建物が美術館ではありません！

 

美術館へはここから約１０分歩く事になりますので

 

同じ手段で行かれる機会のある方はご注意くださいね…

 

 

 

 

山道のようなところですが、焼き物の種類を紹介する展示物が次々と立っており

 

読みながら歩けばあっという間です。

 

（今回は歩道の真ん中でカマキリと蛇に遭遇しました…

 

「イノシシ注意」の看板もありますので行かれる機会のある方は…笑）

 

 

 

 

 

お目当ては、企画展「ＴＨＥ ＹＵＮＯＭＩ 湯のみ茶碗」。

 

お茶は長らく高級品でしたが、江戸時代に入り庶民も気軽に飲めるようになり

 

湯のみ茶碗というものの需要が高まったようです。

 

 

明治以降には全国各地、北海道から沖縄まで、有名な産地でもそうでなくても

 

お茶碗製作が盛んになり、ご当地湯のみ茶碗なんてものも多く焼かれたのだとか。

 

 

今回の展示は明治末～昭和２０年頃収集された個人のコレクションで

 

３００近い湯のみ茶碗はかなり観ごたえがありました！

 

 

展示を観終わって･･･さて、お茶を飲みに行きましょう。

 

 

 

 

敷地内にある「陶翠庵」という建物で飲むことが出来ます。

 

 

 

 

 

建物内には二つのお茶室があります。

 

 

 

 

希望者には貸し出し可能のようですが、普段は真ん中の長机でいただきます。

 

茶釜や掛け軸など、お道具類も季節ごとに趣向をこらし、展示されています。

 

そのもの自体美しく、実用にも耐えうるお道具は、観ていて楽しいですね！

 

 

 

 

 

前回「自分で気に入った抹茶茶碗を選べるところもあります。」と紹介しましたが、ここがそうです。

 

こんな風に陶芸作家のリストを見て選びます。

 

時々、人間国宝の作家の作品を選べるチャンスもあります！

 

（うっかり割ってしまったらどうなるのでしょう…）

 

 

 

 

 

この日は「黄瀬戸天目茶碗」で。

 

黒など濃い色目のお茶碗の方がお抹茶の色が映えるかなぁとも思うのですが

 

そんなことでいつも似たようなお茶碗なので、あえてこのチョイスにしてみました。

 

 

お菓子は「撫子」。

 

撫子という花は「常夏」という別名もあり

 

季語としては夏なのだそうですが、秋の七草にも数えられています。

 

 

花の季節がうんと長いとか、新暦・旧暦の差なのでしょうか？

 

秋めいてきた割に夏の暑さが戻ったこの日にはぴったりでしたけど。

 

 

ごちそうさまでした。

 

 

もう少しまわりの景色などを撮りたかったのですが

 

屋外は陽が眩しいわ暑いわであまり撮れず…

 

 

いかがでしょうか、行った気分になれました？

 

 

ではまた。